ちばあきおの長男が父の知られざる足跡をたどる書籍「ちばあきおを憶えていますか」

「ちばあきおを憶えていますか 昭和と漫画と千葉家の物語」

ちばあきおの長男で、ちばあきおプロダクションの代表である千葉一郎の書籍「ちばあきおを憶えていますか 昭和と漫画と千葉家の物語」が、本日3月18日に発売された。

ちばあきおを憶えていますか」は41歳の若さでこの世を去ったあきおの足跡をたどっていく1冊。同書ではあきおの妻・文江氏と高校時代からの親友の里中満智子、あきおと飲み仲間だったという武論尊や江口寿史、アシスタントを務めていた高橋広、当時の担当編集者、「プレイボール2」「キャプテン2」を執筆するコージィ城倉、そしてちばてつやをはじめとする千葉家の人々からのあきおに関する証言も収められており、在りし日のあきおの姿に加え昭和の日本マンガ史についてもまとめられている。

このほかコージィがグランドジャンプ(集英社)で連載している「キャプテン2」の4巻も本日発売。あきおの複製原画プリントが50人に当たるキャンペーンも実施している。詳細は「キャプテン2」4巻の帯にて確認を。

さらにホーム社からは「キャプテン」の連載開始50周年を記念した「集英社ホームリミックス 『キャプテン』 」の「谷口タカオ伝説編」上巻が、コンビニ限定で同じく本日刊行された。同書には昭和53年発売の月刊少年ジャンプ(集英社)に掲載された、あきおと王貞治の対談も復刻掲載されている。このほか東京・神保町の集英社神保町3丁目ビル1階集英社ギャラリーでは、「キャプテン」の展示を4月30日まで実施中だ。